JRA馬事公苑に星条旗があがる馬術大会が11月にあります。それは第76回サムス准将杯争奪戦障碍飛越大会です。サムス准将とは、 第二次世界大戦終戦の1945年から朝鮮戦争中の1951年まで、日本に赴任して連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の公衆衛生福祉局長を務め、当時の日本の医療行政の改革などに多大な貢献をしたGHQの准将(じゅんしょう)です。当時のサムス准将から寄贈されたカップを目標に、日本の各医歯薬大学の学生馬術部が競い合うのが、歴史のあるこのサムス准将杯です。競技は各大学から4名を選出し、貸与馬で障碍飛越を行い、チームで戦う為、どの馬に誰が乗るかという采配も勝敗に大きく関係してきます。今年は新たに加わった東洋大学馬術部を始め10の大学馬術部がサムス准将杯に挑みました。そして優勝は2位の東京医科大学と1点の差で昭和大学がチーム優勝を獲得しました。
2024/11/10
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