公安委員会の承認を受けずにパチンコ台のくぎの形を変えたなどとして、パチンコ店の運営会社と代表ら男女10人が摘発されました。
摘発されたのは北九州市の「ネオ・グリーン西日本」と、代表を含む従業員ら男女10人です。
「ネオ・グリーン西日本」は、みやこ町にある店で、パチンコ台のくぎの形状を変更する、いわゆる「くぎ曲げ」を公安委員会の承認なく行うとともに、景品買取所を実質的に運営する、いわゆる「自家買い」をしていた疑いがもたれています。
いずれも風営法で禁じられていて、「くぎ曲げ」では代表ら男性2人が、「自家買い」の疑いでは2人を含む男女10人が書類送検されました。
情報提供があり、警察が内偵捜査を進めていました。
代表の男性は「経費を削減して多くの利益を得たかった」などと話し、全員容疑を認めています。